東京都府中市の結婚相談所メリーゲートの福山です。
今回は結婚相談所で起こるお断り理由についてと、お断りしたお見合いがその後の婚活にどのような影響を与えるかをお話していきたいと思います。
お断りのタイミングは大きく分けて3度ある
一人で何気なく暮らしていて、あまりされる事のないのがお断り。
できればされたくないのがお断りですよね….
しかし今後の人生を一緒に歩んでいくパートナーを探す為に皆真剣です。
お相手の大切な時間を頂かない為にも結婚に繋がる未来の無いお相手にはしっかりとお断りをする事が誠意に繋がります。複数交際が許されている以上、断り。断られる。事はやむを得ない事である。と思っておくと気が楽ですよね。
お断りがきてしまうタイミングとしては以下の3段階のケースがあります。
①お見合い申し込みに対してのお断り
②お見合い後、連絡先を交換希望しない場合のお断り
③交際は成立していたが、交際を終了する為のお断り
下に行くに連れ、精神的ダメージも大きくなっていきます….
ですがお断りにも色々な事情がある事を理解した上で是非活動をしていきましょう!
日本仲人協会ではお断りの理由を相手に伝えない
メリーゲートでは複数の仲人の協会に所属しており、仲人の協会で少しづつですが活動のルールが異なります。
日本仲人協会では、お断りの理由をお相手にはお伝えしていないのですがその理由について解説します。
そもそも本当の断り理由等誰も言わない
男性は女性のお写真しかみていないという話はよく耳にする話ではないでしょうか。
『実際にお会いしてみてお写真と全然違いました。』『お見合いする前から愛想があまりよくありませんでした…』
そうです。お見合い写真しか見ておらず、期待値Maxでラウンジで待ち伏せる男性が写真と全く違う女性が現れ全く気が付かない。写真と全然違う!と男性が態度に出てしまい、その態度に女性も嫌な気分になり交際不成立なんて事も。
また逆に女性も、男性と実際にお会いすることにより写真からは感じ取る事が出来なかった男性の匂い。『お写真より毛が薄めでした』等々。
お断りの理由で相手を傷つけるような事はお伝え出来ませんよね。
また、こんな本音を教えて下さるのはほんの僅かな方で、結局皆さんお相手の事を気遣い本当の理由は仲人の耳まで届かない事すらしばしばあります。
本当の事を伝えられないのであれば、そもそもお断りの理由を伝えるのを辞めましょうと言うのが日本仲人協会の理事長の考え方です。
お見合い申し込みの返事がないのが返事
当会は20代女性多めの為正直お断りの返事をしなければならないとなると、会員様自体も凄く負担が増えてしまいます。
申し込む方は返事が来る事を首が長く待っているかもしれませんが人気の男女は自分のお見合いの日程調整と交際相手とのやりとりだけでいっぱいいっぱいです。申し込みから2週間経ってもお見合いOKの連絡が無ければご縁が無かったという事になります。前向きにどんどん次に進んでいきましょう!
お相手に非はないが良いお相手に巡り合ってしまった場合もある
メリーゲートではプランによっては申し込み件数に上限がありません。
その為、10件申し込みをし10件お見合いが決定するとしましょう。
その場合は全てのお見合いが行われなければなりません。
(お見合いキャンセルの場合はペナルティーの対象となります)
ですから、10件のお見合いのうち10人が良い方だったとしても結婚できるのはたった一人。
早々に真剣交際になってしまうと他のお見合いについてはしなければならないが、お断り前提でお見合いをするかペナルティーを支払ってお断りするか選択しなければならないのです。
10件の申し込みして10件お見合いが決まるような方は真剣交際までもスムーズなケースはよくあります。
日本仲人連盟ではお断り理由は選択式でお伝えする
日本仲人連盟では基本的には頂いた申し込みに対してもお断りの理由を選択してお伝えいたします。
二週間の猶予がありますので回答期限内にどんどんお答えして下さい。
①お見合い申込みでのお断り理由
・写真の印象
・プロフィール項目
・年齢
etc….
お相手の方にも希望がありますので、プロフィールに記載されているお相手の希望と自分があまりにもかけ離れている場合は一言メッセージを添えてお申込みをしましょう。
(例えばお相手女性が20代で35歳までの男性を希望しているのに、40代の方が申し込む場合等)
とてもお会いしたい気持ちは分かりますが、お相手への希望を仲人にお伝えしているのに取次すると気分を悪くされる方もいます。自分の想いを一方的に伝えるのではなく、相手の気持ちに立って考える事ができる余裕をもって行動していきましょう☆
また、お断り理由で多そうな項目、改善できそうな部分はどんどん更新して良い物に変更していきましょう。
②お見合い後、連絡先を交換希望しない場合のお断り理由ランキング
お見合いしてみて連絡先を交換したいと思う程の気持ちにならなかった理由をお相手にお伝えしなければなりません。
1位,写真と印象が違った
2位,マナーが悪い
3位,会話が弾まなかった・価値観が合わない
4位,自分に興味がなさそう
お見合い写真は重要ですが、あまりにも印象が違いすぎると結局ご縁に繋がる事はなく婚活疲れを引き起こす要因になってしまいます。婚活アプリでも男性からよく聞く話ですが『写真を加工しすぎて、デジタル整形が多すぎる』との事。
お見合いに繋げる為によく見せる事は大切ですが、それよりもその先の関係を構築できるような自分らしさが出ているお写真にしましょう。
③交際は成立していたが、交際を終了する為のお断り理由
お断りの中で最もダメージが大きいのが交際終了です。過ごした時間や回数が長くなればなる程…残念ですよね。
交際し、会話の中やデートを重ねる上で結婚を意識したお付き合いが難しくなりお断りになりますので頂いた時間に感謝を込めて具体的に理由をお伝えする事が大切です。
・結婚後の働き方
・金銭感覚の違い
・結婚後の住居問題
結婚相談所での婚活は結婚する事を前提としているので交際に入ると結婚観の話は普通にされていく訳ですので、交際終了の理由も結婚生活が一緒にいて上手く行かないだろうと感じる内容が多いですね。
上の三つの理由にどれも関連している事がなんだがお気づきでしょうか?
はい。お金の問題です。ライフプランナーさんがよく言う『何年後にどのような暮らしをしたいですか?』
逆算していつまでにいくらのお金が必要かを考える訳ですよね。
結婚も同じで、結婚後にどんな人と、どんな結婚生活をしたいか。それにより働き方も、子供の人数も、住む地域も変わってくる訳です。将来像を抱かずに婚活しているとお相手の方に、先の事を何も考えていないのかな?
と不安にさせてしまうかもしれません。しっかり人生の価値観MAPを作った上でそれにそって歩いて行けると良いですね。
まとめ
色々とお断りの理由についてお話して来たわけですが、お断わりの理由を全て受け止め、自分らしくない自分へと変えて行く必要性はありません。
結婚生活に一番大切な事は一緒に過ごしていく上で穏やかに、同じ歩幅で歩いて行くことができる人だと感じます。
相手に気に入られる為に、高い洋服を婚活の為にわざわざ購入したりしなくて良いでしょう。
また、題名でも記載しているように、お見合いで自分がお断りする側になった場合もそのお見合いが終わるまではしっかりお相手に対して笑顔で接しましょう。
相手が思った感じと違ったなと残念な思いをしたとしても、態度を悪くするならあなたのイメージも悪くなってしまいます。
もし、お断りするお相手に対してもしっかりと誠意をもって接する事ができるならあなたがとても素敵な人だったという事が仲人に伝わり、他の良い方をどんどんご紹介してくれるからです。
これはAIに負けない仲人型ならでは繋がるご縁だと日々仕事に誇りを持ちご紹介させて頂いております。